ウイルス対策の覚え 3月その6

日本の医療は，これまで，リソースを効率的に使おうと言われていて，
　　田舎の採算の悪い病院を閉鎖しようとかしていました．
　　ギリギリの状態で持ちこたえていた，崩壊寸前の医療体制です．
　　効率を追求するのもいいのですが，これからは柔軟性や余裕も欲しい．

いざ，感染が爆発的に広がった時に，全員を入院させて治療せよとか言う意見．
　　仕事なのだから，24時間検査しろとか，治療しろと平気でいう．
　　災害の時も，何かあった時も，関係者は不眠不休で働くことが美徳という．
　　困っているヒトを助けることも大切ですが，助けるほうもヒトなのでしょう．

災害や感染が急に増えて，関係者さんたちが，どれだけ余分に働くことになるか．
　　給料は上がりません．お金もらっても，不眠不休で働くことは出来ません．
　　休めと言ったり休むなとか，働き方改革はどこへ行ったのでしょう．

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そうだ，軍事費を削りませんか．防衛予算に5兆円も充てているのですから．
　　仮想敵国が攻めてくるとか，考えても，最新兵器は要らないのかもしれない．
　　平時の国民は使わないし，戦車とか採算度外視だし．有事には足りないし．

自衛隊が要らないとは言いません．感染も災害と考えれば，自衛隊の活躍は必要です．
　　自衛隊病院や施設のリソースを活用できていて，みえないところで効果あり．
　　自衛隊とか軍隊と言うから見えないので，「非常事隊」とか言って見える化したい．
　　鉄砲の使い方を知ってるヒトがいないと困るし，装備を整えて訓練するヒトは必要．

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感染専門家のなるほど話ですが，急に増えたコロナ感染者さんには，相部屋収容でよい話．
　　軽症陽性患者さんを隔離する部屋は（最低限離せば）相部屋で良いということ．
　　もちろん，重症者も大部屋というわけではないのですが，同時期の感染なら，
　　まとめて大部屋で囲ってしまって，入り口での防護服が1着ですむ．
　　逆に陰性でも，弱者や偽陰性が疑われたヒトは，すぐに個別隔離して対応するべき．
　　この応用として，死亡率の低い40歳以下の夫婦子供の家族で陽性が出た場合，
　　家族一緒にホテルの部屋などで2週間過ごしてもらうと，入院しなくて良い．
　　クルーズ船での隔離では，専門家が入らなかったので，これが出来なかったらしい．

これから検査をたくさんして，陽性が急に増えた時に，軽症の人まで個室に入院させると，
　　隔離する病室が足りなくなるのは，中国などの例でもわかっています．
　　中国は1週間で病院を作りましたが，日本は無理ですし，あそこに入りたくない．
　　自宅以上で病院未満の感染隔離施設（介護施設みたい）を，今から用意しよう．
　　将来は介護施設へ転換させるとして，公営の施設を早く作る．箱物好きでしょう．
　　間に合わなければ，オリンピックやインバウンドをあてにして増えた宿泊施設などを，
　　自治体で召し上げて，流用するのもいいな．非常事態宣言で使われるのは嫌だけど．

これだけぼやいて，スッキリしました．お気を悪くする関係者様はごめんなさい．
　　賛同も不要です．これからも，世界平和のため，自分の仕事を頑張りましょう．

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Antivirus (2020, March, No.6)： Private Material Life．