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地震を考える日 6月 [地震]

被災地では,避難が続き不自由な生活が続いていることと思います.
  東日本大震災から3ヶ月です.
  新しい生活も,以前の生活とは違い,不安の尽きないことでしょう.
  普段の暮らしをしている自分たちですが,被災者の生活を想像して,
  被災地の復興を願います.

津波被害は,「天災は忘れた頃にやってくる」ことを,
原発事故は,「人間は失敗するものだ」ということを,
  あらためて思い出させました.
  きっとだれかは,忘れず備えていたであろうこと.
  きっとだれかは,警告を発していたであろうこと.
    少数意見を埋もれさせない世界にしたいな.

<趣味画像 238> 田植えのすんだ水田6月.
238 水田.jpg

福島県の放射線について,原発について,
  正しい理解にはまだまだです.自習します.間違っているかもしれません.

飛散した放射性物質は,「ヨウ素131」が大半でしょう.
  半減期8日でベータ線とガンマ線を出し続けますが,
  この3ヶ月で,半減期×10回.つまり1000分の1になりました.
  ベータ線は,あまり透過性は良くないので,ガラス1枚でも遮蔽できます.
    体内被曝で甲状腺疾患の原因になるので,牛乳に注意と.
  ガンマ線による体外からの被曝は,今後は少なくなるでしょう.
    でも,「セシウム」や「ストロンチウム」は,なかなか減りません.

防護服: 放射線を防ぐためのものではなく,除染をやりやすくするためのもの.
  脱いだらすぐ遠ざけて,洗って再利用できるらしい.
  別に帽子と手袋とマスクと長袖の服でも良いじゃない?
  放射性物質を体内に取り込まないようにすればいい.

ヨウ素剤: 放射性ヨウ素131が,体内に入る前に服用しなければ効果がなく,
  緊急避難を前提に,事故直後にまず住民が服用するもの.処方箋不要.
  原発事故処理の方々も服用しているでしょうが,その効果は不明です.
  日本人は,もともと味噌汁わかめ等の摂取が多いから,(成人の場合)
    ヨウ素不足状態で被曝したロシアの住民よりは,
    事故時の放射性ヨウ素の体内取り込みは,少なかったはず.

原発では,放射性物質の拡散防止の作業に,たくさんの人が働いています.
  再臨界が生じないように設計された原発であることはわかりました.
    でも,崩れた高温ペレットが,金属と反応して水素ができることを忘れていました.
  冷温停止で放射性物質が封じ込められて,安全宣言が出来ますように.
  事故処理に働いている方々の苦労を思います.

<関連記事> 194 棚のチェーン.jpg 111 初日の出2011.jpg
 平成23年 5月11日 地震を考える日 5月
 平成23年 4月 8日 地震記事のレビュー 4月

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